子宝を授けてくれるというお地蔵さんを探しに行った話 - 我が子を英語ペラペラに　～多嚢胞卵巣症候群で体外受精、自然妊娠ともに経験して～

不妊治療お休み期間中（９カ月間）

のある日、

夫が3日間県外へ出張へ行ってしまいました

この頃、

女友達とは距離を置くようになっていたサタさん（私）

正直、暇を持て余していました

そこで、姑さんを誘って

近所の居酒屋さんに飲みに行きました

なぜ姑さんと飲みに行ったのかというと、、、

みなさんこれを知っていますか？

↓　↓　↓

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そうです、「さるぼぼ」です！

子宝に効果があるとされる縁起物で、

岐阜県飛騨地方で作られているお人形です

姑さんは、「孫はまだ？」「ちゃんと子作りしてるの？」などとは口では直接言ってはきませんでしたが、

姑さんに会うたびに、

この「さるぼぼ」を渡されていました💧

特にサタさんの住む地域が岐阜県の近くというわけではありません！！

どうやって姑さんが入手してきているのかは謎でした

まさかの現地調達？Σ(￣ロ￣lll)ｶﾞｰﾝ

さるぼぼのお人形から始まり

さるぼぼのハンカチなどのグッズもたくさんいただきました

（願いが叶って役目を果たした我が家のさるぼぼは、岐阜県飛騨国分寺で供養してもらいました←お寺に持っていけない場合は郵送でも大丈夫です。供養は無料です。）

リンク

姑さんに会うたびに「さるぼぼ」を渡されるため

いつしか部屋の一角がさるぼぼだらけになり・・・真っ赤になってました(*_*)

ありがたいとは思いましたが、

さるぼぼが増えていく分、プレッシャーでもありました

それに、

顔がなくて全身赤いさるぼぼが時々怖くて部屋に飾りたくなくなっていました

（１個とかならいいんですけどね・・・岐阜県の皆様すいません💦）

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姑さんにこれ以上さるぼぼを渡してくるのを阻止したかったし

姑さんにも不妊治療をしていることをそろそろ話さなくていけない時期かなとも思いました

チキンなサタさんはシラフで話す勇気がなかったので、

お酒の力をかりました笑

姑さんはお酒を飲むのが好きな人なので

快く居酒屋へ来てくれました

そこで、お酒がほどよくまわった時に

勇気を出して姑さんに不妊治療をしていることや、夫は不妊治療に反対していてなかなか治療に協力してくれないことなどをカミングアウトしました

姑さんは一瞬驚いた顔をしましたが

姑さん『そういえば、うちのおばあさんも不妊治療してたらしいのよ笑』

サタさん『・・・え？おばあちゃん確か今92歳ですよね？』

姑さん『そうそう。昔だから、当時は今みたいな不妊治療が受けられるわけじゃなかったのよ。それでもばあさんは、子どもが欲しくて、欲しくて病院で何の注射かわからないけど、腕がパンパンに腫れるくらい注射打ってもらって不妊治療してたって言ってたわ～。』

サタさん『へ～～、おばあちゃん凄いですね！治療のおかげでお義母さんが生まれたんですね～！』

姑さん『それが違うのよ～！病院で治療しても全然妊娠しなくてね。家の近くにお地蔵さんがあってね、そのお地蔵さんに雨の日も風の日も毎日毎日お祈りしに行ってたみたいで、ちょうど１００回目にお祈りしに行ったら妊娠したみたいなのよ。不思議なこともあるもんよね～。』

姑さん『そうだ！！今度そのお地蔵さんにお祈りしに行かない？！』

という話になり

行きました、姑さんと後日２人で・・・笑

サタさんのイメージでは、

道沿いにポツンとお地蔵さんが立っているイメージでしたが・・・

おばあちゃんの地図（記憶）を頼りに行くと

（おばあちゃんの描いた地図を頼りに姑さんと山の中を数時間さまよい歩きました・・・）

断崖絶壁みたいな場所でした💧

急な斜面に急な階段があり

姑さんはスカートにハイヒールをはいていたので

場所にかなり不釣り合いな感じではありましたが

必死に登ってくれて

お地蔵さんを一緒に探してくれました

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ですが、

おばあちゃんの描いた地図の場所には

お地蔵さんはいませんでした💧

姑さん『ごめんね💦おばあさん９２歳だから記憶がちぐはぐになってるのかも・・・』

と姑さんは申し訳なさそうに謝ってくれました

こちらこそすいません💦

子宝を授けてくれる幻のお地蔵さん・・・

どこにいるんだろう💧

サタさんの前にも

現れて欲しかったです(´ー｀)

あと、おばあちゃんの話を聞いて

不妊ってずっと昔からあるんだなと改めて思いました

サタさんはその後体外受精をして娘を授かることができましたが・・・

昔の人は生殖医療の高度な治療を受けることはできなかったので

本当に悔しい思いをされたんだろうなと思いました・・・

生殖医療の分野が今後も更なる進歩を遂げていけれるよう心から祈っています

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