※不妊治療していた頃を思い出して書いてます
結婚4年目にして
ついに体外受精をすることになったサタさん(私)
体外受精する病院も決まり、
今まで通院していたクリニックに紹介状を書いてもらって
無事に転院手続きも終わり
記念すべき転院初回の診察にやって参りました!!
(初回と言っても、1度体外受精の説明にはきているので病院に行くのは2回目です💦)
※過去ブログ参照
サタさんが転院した病院は、
大きな救急病院(色んな科がある総合病院)で
案内されたのは「生殖医療科」でした★
生殖医療科には、男の先生と女の先生の2名がいて
不妊症看護認定看護師さんもいます(*'▽')
(私は男の先生を選びました)
生殖医療科の外来は、
3人くらいしか患者さんが座っていませんでした。
前に通院していたクリニックは待合の椅子に座り切れないくらい患者さんがいたので、体外受精する人って意外に少ないのかな?とか思いつつ、サタさんも待合の椅子に座って名前を呼ばれるのを待ちました。
外来の待合はしーーーんと静まり返っていて
診察室の壁というかドアが薄いのか、
診察室の中の先生と患者さんの話し声がなんとなく聞こえてきました💧
サタさんの心の声
(おいおい、話し声が筒抜けじゃん
あんまり大きな声で話すと他の人に聞こえちゃうのか~・・・
嫌だなー・・・)
とか思っていると、
サタさんの隣に座っていた
出来る女風のキャリアウーマンの番号が呼ばれて診察室へ入りました
その女性は待合で自分の番号が呼ばれるまで、
ずっとノートパソコンで仕事の書類?
みたいなのを作成していて、
格好もスーツ姿だったので仕事の合間に来たのかな?
という印象でした。
診察室へその女性が入ってすぐに
診察室の中から女性の怒鳴り声が聞こえました
詳しい内容までは聞き取れませんでしたが
15分くらいその女性と先生の白熱した討論?が続き
突然、診察室のドアがバーーーンと開き
中からその女性が飛び出してきて
診察室に向かって「もう二度ときませんから!!!」
と吐き捨てて走り去っていきました
そのあと、
おばちゃんナースが診察室から出てきて
女性を追いかけて走り去っていきました
(サタさんの心の声)
え・・・??
何、何、、、💦
とびっくりしていたら
診察室から先生(前回と一緒の少し変わった先生)がひょこっと出てきて
※過去ブログ参照
「ごめんね~💧看護師さんがどっかいっちゃったから・・・もう少し待っててくれるかな?」と頭をポリポリかきながら申し訳なさそうにサタさんに声をかけてきました
「あ、はい」と答えて、しばらく待っていると
おばちゃんナースが戻ってきて診察室へ入っていきました
診察室からおばちゃんナースが先生に怒っている声がしばらく続き
数分後に診察室のドアが開いて
サタさんの番号が呼ばれました💧
(サタさんの心の声)
う・・・なんか、入りずらー・・・
と、憂鬱な気持ちで診察室へ入ると
先生もどことなくやつれた表情でした💧
先生「えーと、体外受精を希望でしたね?」
サタさん「はい、そうです。よろしくお願いします。」
先生「〇〇クリニックからの紹介状を読ませてもらいました。紹介状の中に、5回目の人工授精の際に、旦那さんの精液検査をしたらかなり値が悪かったと書かれてましたけど、体外受精じゃなくて顕微鏡受精ですすめていきます。」
サタさん「え?あ、ちょっと待ってください💦」
確かに5回目の人工授精の際、夫の精液検査の値は悪かったのですが、人工授精の前日にタイミングをはかってしまい・・・朝の精液採取の際に全然精液が採れず・・・ほんの2~3滴くらい?の極少量の量で検査をしたので、値が悪く出たのではないかと先生へ説明しました。(今までの精液検査では全て正常値だったので💧)
先生「たとえ極少量だったとしても、検査データは変りません。顕微鏡受精でいきます。」
サタさん「え、いや、あの・・・体外受精がいいんですが💦」
先生「・・・」
(え?なんで?)という驚いた顔でこちらをみてくる先生に困惑するサタさん
サタさんの夫は出来る限り自然な形での治療を強く望んでいるため、顕微鏡受精より体外受精を望んでいたのです。
それに精液検査は今まで6回ほどしてたった1回の精液検査の値が悪かっただけなので、その悪い値だけを過度に評価されたことも嫌でした。気が付けばサタさんも結構大きな声で先生と話していました(笑)
おばちゃんナース「・・・先生、体外受精当日の精液検査の値で、顕微鏡受精に切り替えるかどうかきめたらいいんじゃないですか?」
先生「え、、、うん・・・じゃあ、そうしようか」
サタさん「はい…そうしてもらえれば助かります💦」
(おばちゃんナース、グッジョブ!!!)
先生「じゃあ、顕微鏡と体外受精の両方同意書渡しとくね・・・(やや不満そう)」
診察終了。
前に病院に来た時に、おばちゃんナースが、先生はよく患者さんを怒らせて大変だといっていたのがなんとなくわかりました💦(笑)
ちょっと先行き不安になったサタさんなのでした★