最近、
松岡亮二さんの「教育格差」という本を読みました。
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私は、あまり裕福でない家庭で育ちました。
両親は2人とも高卒です。
1日1日を生きていくのがやっとの家庭で、当然私は習い事や塾には一度も行ったことがありません・・・(*_*;
両親から「勉強しなさい!」とか言われたこともないし、どんなにテストの点数が悪くても怒られた記憶がありません💧
「勉強もせずに10代を終えたつけが、大人になってやってくる」とは、全く想像もしていなかったので、20代前半で私は結構苦労しました(-_-;)
「教育格差」という本を書いた松岡亮二さんは、
学力選抜と志望校選択を通して学区内の低SES家庭(貧困家庭)出身の15歳を集めたのが低ランク高校だ。
大学進学意欲は低く、学習時間ゼロの割合が高く、放課後は学習以外のことに時間を使い、授業に規律はなく、学ぶことに喜びを見出せず、学校への帰属意識も低い。
「やる気がない」と非難するのは簡単だが、低SESを背景に小中学校で成功体験を積み重ねることができずに、受験を経て「似た」生徒が同じ校舎に集められた以上、これらの「学校文化」が形成されるのは不思議なことではない。
このような「底辺校」では親の支援を感じている生徒の割合が低く、教師にも期待されていないし、退学が具体的にあり得る選択肢になっている。
と述べています。
うわ~・・・まさに、その通り・・・(;・∀・)
自分のことをズバッと言われた気がしました(笑)
ただ、
うちの夫の高学歴・高収入サラリーマン仲間たちの生い立ちを聞くと、
意外と貧困家庭出身の人も多く
底辺階層出身という不利な状況下でも、
「そんなの関係ね~」(古っ)と自分の力で打破していけれる人もいるので、
「裕福家庭=スーパー進学校」「貧困家庭=低ランク校」とは一概には言えないのではないか??と思いましたが、、、
この「教育格差」という本の中に
貧困家庭の子どもが学力偏差値60以上になる確率は約6%
と書かれていました(=_=)
日本は少子化と言われていますが
1999年度の1学年あたりの子どもの数は約120万人いて、
貧困家庭とされる下位16%の家庭の子どもが偏差値60以上になる割合は約6%(約1.2万人)となります。
言い換えると、同じ貧困家庭とされる下位16%の家庭の子どもが偏差値60未満の割合は約18万人となります💧
ほんの一握りの子どもしか敗者復活できないよーですね💧
ただ、ギフテッド児とかは元々頭がいいので
「生まれ」とかはあまり関係ない気もしますが・・・(;^_^A;
発達障害児も考慮しての考察も必要かもしれないのでは?とも思ってしまいました
読んでいただきありがとうございます