1872年10月14日(旧暦・明治5年9月12日午前10時)この日、日本初の鉄道が新橋〜横浜間で開業を迎えました★
蒸気機関車にひかれた9両からなる客車には、明治天皇をはじめ西郷隆盛、大隈重信、板垣退助などが乗車されました。
今年は鉄道開業から150年目にあたる年です。
JRグループでは、10月14日の「鉄道の日」に合わせて「鉄道開業150周年記念 秋の乗り放題パス」を発売しました❗️
我が家も早速「鉄道開業150周年記念 秋の乗り放題パス」(大人1人2万2150円)を購入して、3日間東北鉄道旅行に子連れで行って参りました(=´∀`)やほーい
今回の我が家の鉄道旅の目玉は、タイトルからもわかるよーに「POKÉMON with YOU トレイン」です☆
数分で乗車券が完売する人気っぷりでした♪
(後は、SL銀河。SL銀河はわずか数秒で乗車券が完売しておりました…💧凄ぇ)
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「POKÉMON with YOU トレイン」は、東日本大震災で被災した東北の子どもたちに笑顔を届け、また全国の子どもたちに東北の旅を楽しんでほしいとの思いから、JR大船渡線(岩手県)の一ノ関〜気仙沼間で運行されている列車です。
POKÉMON with YOUは、ポケモンが行う東日本大震災で被災した子どもたちに向けた支援活動の総称で、ポケモンセンタートウホク(宮城県仙台市)の収益の一部と全国のポケモンセンター、ストアで販売しているオリジナルチャリティーグッズの売上の一部、「POKÉMON with YOU募金」の全ては、この支援活動の資金として使用されています。
※POKÉMON with YOU募金は、東日本大震災で被災したこどもたちが笑顔を取り戻し、明日に夢や希望を抱けるようになる日まで、長期にわたり支援をするために設立されました。
以前、夫が「復興特別税がご当地アイドルに支払われているらしいぞ…。それってもう、東北の復興は済んだってことなのか?この復興税はあと10年以上も徴収されることになってるらしいが…もう復興してんなら、徴収やめるべきじゃねーのか?この目で東北の震災復興の具合を確かめに行かねーことには納得できんねーぞ。」とボヤいていました💧
福島市立福島第四中学校の中学3年生の作文
タイトル「本当に支援なのか?」
二瓶 梨紗子さん
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https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/247765.pdf
今から6年前、東日本大震災が発生した。その破壊力は凄まじいもので、福島も多大な損害をこうむった。この厳しい状況を打破するために誕生したのが「復興特別税」だ。 これは、その名の通り復興を目的としていて、復興特別所得税と復興特別法人税からなっている。まさに、被災地のための税金。
私がこのことを知ったのは中学入学前。親戚が仮設住宅で苦労と共に暮らしているの で、「これで少しでも早く仮設から抜けられるといいな」と思っていた。そして、寄付金を使って、ようやく引っ越しができる。また、特別税の効果があったのか、国税収入が平成25年度の時点で9.1%も増加した。
しかし、一方で、復興特別税の問題点を指摘する声も上がっている。それは、被災地 以外の道路整備や官庁の改修。さらには無関係な事業の開始など、復興との関係性が極めて低いものばかりに税金をつぎ込んだ、いわゆる「流用問題」だ。現在では停止されていると聞くが、「少しでも早い復興を」と思ってこの税制度を受け入れた国民に対し、 罪悪感はないのだろうか。国民の善意を利用しているとしか思えない。私は衝撃を受けた。と、同時に悲しかった。「復興」という名目を使って、国民の血税と希望を奪ったからだ。不安や心配も感じた。それは、そのことを知った他県の人々の嫌悪感の矛先が被災地に向けられてしまうのではないか、ということだ。被災地に対するイメージの悪化によって、第2の風評被害に発展してしまう恐れがある。
そこで、私はある提案をしたい。税金の中でも、使い道には優先順位が存在する。特 別税は、まさに優先されるべきもののためにある制度だ。その本質をしっかりと、国から国民へ示すべきだ。より具体的に、何をどのように税金を復興に使ったのかを報道し、 明記するべきではないだろうか。また、無駄を防ぎ効率的に税金を使うために、被災地 の人々の生の声を重視するべきだ。本当に必要なものか、必要ならばそれは急ぎのものなのかどうかを見極めてもらうことが大切だろう。こうすることで、効率的なだけではなく、その地域に合った内容になるので地元の人々を安心させることができる。国民に根本から理解してもらう必要もある。政治の世界ではよく、小難しい言葉で説明する場 面が見られる。だが、その説明で本当に伝わっているだろうか。改めて誰でも分かるような、特別税の仕組みの説明は欠かせないだろう。復興特別税をより広く深く理解していくことは私たちの課題でもあると思っている。
震災から6年経った今でも、15万人以上の人々が仮設生活。復興にはまだまだ時間がかかりそうだ。加えて、熊本地震や九州豪雨によって、また新しく被害を受けた。税 金の助けが必要となる。今度こそ、被災地のためだけに正しく効率的に税金を復興事業に使ってほしいものだ。
全くだ!!
と、思ったので勝手にブログに貼り付けてしまいましたσ^_^;すいません…
中学3年生なのにしっかりしてますね❗️
そんなこんなで、岩手県へ「POKÉMON with YOU トレイン」に乗りに行ってきた我が家☆
3歳児の娘は1ヶ月前からピカチュウに会えることを楽しみにしていました( ´ ▽ ` )
「POKÉMON with YOU トレイン」が待っている気仙沼駅に向けて、くず駅〜盛駅までレトロ調のやや豪華な内装の列車に乗車し、1時間以上揺られました。
(乗客の数が多すぎて椅子に座れない人もたくさんいました(^^;)1時間以上立ちっぱなしは結構辛かったです・・・💧気分は難民でした。子どもだけでも椅子に座らせようと、乗車してきたママさん達は必死で椅子争奪戦を繰り広げていました(私も))
車内には模擬運転台が設置されていましたが、あまりの乗客の多さに子どもを遊ばせて写真撮影するという気力は湧きませんでした…💧(笑)
見知らぬ大人がはしゃいで遊んでいました(´ー`)
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三陸鉄道のレトロ列車は、岩手県の三陸海岸沿いを走ります(三陸鉄道リアス線)。
クウェート国からの支援で、三陸鉄道に紫色の塗装の新型車両が誕生し、車両の側面には、クウェート国への感謝の言葉も書かれていました。
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レトロ列車を降りて、盛~気仙沼駅までバス移動☆
我々家族が乗ったバスは、陸前高田市マスコットキャラクターの「たかたのゆめちゃん」号でした( ´ ▽ ` )
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2011年3月11日に発生した東日本大震災で、盛~気仙沼(43.7㎞)までのJR大船渡線も大きな津波被害を受けて2020年4月に廃線となり、BRT(バス高速輸送システム)に変わりました。
JR大船渡線では、東日本大震災の津波により線路が破壊され、列車が通行不可となってしまった区間を、列車の代わりにバスが運行しており、震災前まで線路が走っていた場所を舗装してバス専用道路にしているので、バスから見る景色が普通の道路とは違いました。
踏切の中をバスが走ったり、列車が走っていたトンネルの中をバスが走ったりして…
バスに乗ってるのに、列車に乗ってるよーな感じで違和感があり、震災の傷痕を感じました。
わかりにくいかもしれませんが、車窓から踏切の棒が見えます。
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津波で破壊されたんなら、普通にレールを敷き直して列車を走らせたら?って正直思ってしまった私ですが、復旧工事にはかなりの費用がかかり、利用者が少ない路線を鉄道としてまた復旧させることはJRにとっては負担が大きく、BRT(バス高速輸送システム)に変えるしかなかったようです。
バスの中はレトロ列車同様に、満員御礼で…
ギュウギュウの寿司詰め状態でした💧
が、乗客は誰ひとり私語などせずに、気仙沼までの岩手の風景を黙って眺めていました。
奇跡の一本松駅近くになると、ほとんどの乗客が無言でスマホやカメラなどでパシャパシャと一本松があるあたりを撮影されていました。
奇跡の一本松駅は、岩手県陸前高田市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)大船渡線BRT(バス高速輸送システム)のバス停留所です。
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奇跡の一本松駅は、東北地方太平洋沖地震による津波に襲われほぼ壊滅した高田松原の中でほぼ唯一流されずに残った「奇跡の一本松」を訪れる乗客の便宜を計るため、2013年に設置された。
(Wikipediaより引用)
寿司詰めの満員バスを降りて、気仙沼駅に無事到着!!
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さぁ、娘よ!
待ちに待った「POKÉMON with YOU トレイン」とついにご対面だ〜〜(^○^)
と、はしゃぐ親の腕の中で娘は爆睡中…💧
お・き・ろ〜〜〜〜!!
「POKÉMON with YOU トレイン」は、JR東日本仙台支社が2012年12月12日に気仙沼線に投入した観光列車で、デビューした時は「POKÉMON with YOU気仙沼」という名称でした。デビュー5年目にフルリニューアルされて、ポケモンとゆーよりピカチュウ一色にデザインされた列車に生まれ変わりました。
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「POKÉMON with YOU トレイン」は2両からなり、1号車は客席、2号車はプレイルームになっています♡
プレイルームでは、ピカチュウにまみれることができます✨
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車両だけでなく、停車駅にもピカチュウやポケモンたちがいて、スタンプラリーしたり記念撮影したりして楽しむことができます( ・∇・)
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一応、この列車のコンセプトが…
「親子でピカチュウと楽しむ列車」なので、車内は小さな子ども連れの親子が9割を占めています。
残り1割くらいは、鉄オタの中年のオッさんが1人で乗っていたり、ポケモンオタク?鉄子?らしいき若い女性(大体ミステリアスな雰囲気を漂わせている)が1人で乗っていたり、後はイチャイチャカップルが乗っていたりします。
お互いに気まづいし…居心地が悪いと思われる…💧笑
ちなみに、ポケモンストアに行ったら閉まってました(ーー;)
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岩手の復興については、一度行っただけじゃわかりませんでしたが、きっと地元の方は、大船渡線BRT(バス高速輸送システム)ではなく元のレールが敷かれた鉄道の復旧を願っているのではないかと思いました。
バス、ギュウギュウの寿司詰めでしたからね…💧
長ーくなりましたが、読んでいただきありがとうございました。