mama鉄と英語育児~多嚢胞卵巣症候群で体外受精、自然妊娠ともに経験して~

不妊治療の体験談、子どもが英語をペラペラに話せるまでを綴っていきます

お酢で体質改善を試みた話

不妊治療をしていた頃を思い出しながら書いてます。

 

サタさん(私)は不妊治療をしていたころ

不妊治療をされている方のブログを読み漁りつつ、

多嚢胞性卵巣症候群について書かれた医学論文も読み漁っていました★

藁にもすがる思いで…💦

 

 

 

 

数ある多嚢胞性卵巣症候群の論文の中で

サタさんが当時一番興味がそそられたのは、

滋賀医科大学(医学部)

「食酢の多嚢胞性卵巣症候群に対する効果」

という論文です。

 

 

論文の内容は、7人の多嚢胞性卵巣症候群の女性に600㎎の酢酸が含まれたリンゴ酢100ml(マインズミツカン)を1日1回3カ月間飲んでもらい、体質改善できたのか採血結果などで評価するというものでした。

 

結果は、7人中4人に月経周期の改善と、7人中5人にLHとFSHの値の逆転現象の改善、HOMA-R(インスリン抵抗性)は7人全員改善がみられたとのこと。。。

 

 

 

おお、すごいじゃん!!

お酢のちから!!✨

 

お酢の効果:内臓脂肪の減少、高血圧と血糖値上昇の緩和

 

 

 

 

 

 

 

 サタさんは以前、漢方薬局に通院し

漢方で多嚢胞性卵巣症候群の体質改善を試みたことがありますが…

漢方を毎日煎じて飲んでいたら、

夫に「臭いからやめろ!」と言われ

なくなく断念した経緯がありました…(笑)

 

 

お酢なら臭くないし、

煎じる手間もないので、

近所のスーパーで買ってきて飲むことにしました★

 

まぁ、最初はお酢の味にちょっと抵抗がありましたけど

慣れれば100mlなんて屁でもないです!!

 

 

 

そんなわけで、

不妊治療中は毎日マインズミツカンを飲んでました★

サタさんは、お酢を飲み始めてから3カ月後くらいに体外受精をして1回で妊娠できたので・・・お酢のおかげだったのか?!と今振り返ってみて思います(笑)

 

 

 

 

最近はさぼり気味なので、また飲もうかなと思います(;^_^A

 

ただ、気をつけなくてはいけないのが、普通のミツカンさんの飲むお酢ドリンクには糖質が含まれています。

なので、ゼロカロリーのやつを選ぶのがおすすめです★

 

女性に限らず、男女ともにお酢をとるべき・・・ということですね(笑)

 

 

 

 
 

 

 

人はピラミッドの頂点を目指す

この間のお正月に、親せきのおばさんから電話がありました。

(コロナのため今年は親せきの集まりを自粛しました)

その人は年齢が60歳ちょうどくらいだと思います。

 

電話の内容は

新年の挨拶から始まり

いとこの〇〇くんが今年成人式を迎えるだとか、

○○さん家の〇〇くんはもうじき結婚するらしいとか

まぁ、そんな感じの内容でした

 

すると親戚のおばさんが突然

「そういえば、サタちゃん(私)も体外受精してたわよね!?」といい始め

 

 

「うちの息子の嫁がね。2人目の子どもを体外受精して作るって言うのよ~。」と言いだしました。

 

親戚のおばさんの息子さんの奥さんは子どもができにくい体らしく、1人目のこどもは体外受精で授かったとサタさんは聞いています。

 

親戚のおばさん「まぁ、子どもは1人はいたほうがいいから体外受精でも仕方ないとは思うんだけどね。2人目も治療して子どもを作るのは、それは欲が過ぎるというものよ。」と言いました。

 

その親せきのおばさんも息子さんを妊娠するまでに少し時間がかかったようですが、結果的には息子さんを自然妊娠で出産し、その後は子どもに恵まれず息子さんは一人っ子で育ちました。

 

親戚のおばさん「私はね、治療なんてせずに運命を受け入れたの。放っておいたらそのうち出来るだろうし、出来なかったらその時はその時だろう!って思ってたから、バリバリ仕事していたら知らない間に妊娠してたのよ。あの時はびっくりしたわ~。そりゃ~私だって2人目欲しかったけど、運命にこの身を委ねた結果、神様が2人目は授けてくれなかったから仕方ないって受け入れたの。だからね、サタちゃんももし3人目(私は1人目体外受精、2人目自然妊娠)欲しいと思ってても自然に出来なかった場合は治療してまで欲しいなんて思ったらいけないよ。それは強欲というものだからね!」と言いました。

 

 

めんどくさかったので、「そうですね」と適当に返事をして電話を切りました。

 

 

こんな姑さんは嫌われるだろうな・・・💧と思っていたら、

案の定そのお嫁さんはその親せきのおばさんのことを毛嫌いしているらしいと、他の親せきの人から聞きました(^-^;(孫にプレゼンを渡したら、後日郵送で送り返されたそうです・・・💧)

 

 

人それぞれ、色んな立場からの意見があると思いますが、

サタさんも不妊治療をしている時に

「そんなにお金かけてまで欲しいんだね」と周囲の人に心無いことを言われ、傷ついたことがあります。

 

自分がしていることは、ただの無い物ねだりなんだろうか・・・

みんなが持っているからという理由でヴィトンのバックを欲しいとねだっている女みたいにみえるのだろうか・・・(語弊のある言い方ですいません)

 

夫の子どもが欲しい、お母さんになりたい、自分の産んだ子どものお世話がしてみたい

 

 

そう思うことがなぜダメなんだろうか・・・

 

やっとの思いで治療の末に子どもが生まれたとしても

次は、この子に姉弟を作ってあげたいなって思って

なんでそれが強欲だと言われなきゃいけないのか・・・

 

 

 

そんなモンモンとした気持ちの時に

ふと実家の母の本棚に「人の欲求ピラミッド」みたいなタイトルの本がちらっと見えたので、手に取って本を開いてみました。

 

その本は、

心理学者アブラハム・マズローの「欲求五段階説」が書かれた本でした

 

マズローの欲求五段階説」は、人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されているとする心理学理論です。

 

とても有名な理論なので、会社などで従業員のモチベーションアップにつなげるために社員教育の一環として用いられるケースがありますよね。なので、知っている方は、読み飛ばしてください(笑)

 

 

 

(知らない人のために簡単な説明)

人間の欲求は5段階のピラミッドのようになっていて、一番下から「生理的欲求(食事・睡眠・排泄)」「安全の欲求(安心・安全な環境での生活)」「社会的欲求(自分を受け入れてくれる親密な他者の存在)」「承認欲求(承認欲求は低位と高位の欲求に分かれており、低位の承認欲求は他人から注目を浴びたい、賞賛されたいという欲求。高位の承認欲求は自分が自分を承認するもので、自分の中で立てた基準や目標に従う欲求のことらしいです。)」「自己実現の欲求(自分にしかできないことを成し遂げたい。自分らしく生きていきたい。社会的に成功するだけでなく、自分の理想とする自己イメージとの一致を目指す欲求。)」と5つの階層に分かれています。この理論は、人はピラミッドの低次の欲求が満たされるごとに次の階の欲求へと向かっていくとされています。

 

 

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ピラミッドの一番上は自己実現の欲求です。

サタさんの場合、「子どもを産んで母親になりたい!!」という自己実現欲求がありますが、それがなかなか叶わないからモヤモヤして、自分の欲求が満たされないから周りを妬んだり、夫に八つ当たりしたり・・・

たぶんそーゆうことなんだなって理解しました💦

そして、体外受精して妊娠して出産したら、次は育児で悩んだり、ママ友のことで悩んだり、どんどん新しい欲求が生まれそれに伴う悩みも尽きないんだろうな悟りました。

 

 

マズローのこの理論は「この説はもう古い」とか「西洋的考え方で、アジア人には適応しない」など様々な意見もありますが

 

 

不妊治療中に自分は強欲なのかな?と落ち込んでいたサタさんにとっては

「人は自分のなりたい自分に向かって突き進んでいく生き物なんだよ。だから、お母さんになりたい!という欲求は決して強欲ではなく、自然な気持ちであり、それに向かって頑張って治療をすることは人間の当たり前の行動なんだよ。」と言ってくれたようで、とても気持ちが楽になったことを覚えています。

 

 

 

 

なので、このブログを読んでくださったみなさん

自分のなりたい自分になれるよう、お互い頑張りましょうね!!

 

 

と、偉そうにすいません(;^_^A(笑)

 

 

 

 

 

余談ですが、

マズローは5段階の欲求の上にはさらにもう1つ上の段階があるといってます。

それは、自己超越の欲求といい、

自然破壊の防止や世界平和の維持など社会貢献しようとする欲求だそうです。

 

ピラミッドの5段階までの欲求は全て自分のための欲求であるが、その上の自己超越の欲求は自分ではなく他者に向けての欲求だそうです。

 

自分の欲求を全て叶えたら、そこで終わりじゃないのがいいですね(*'▽')

 

 

私はマズローのことはよく知りませんし、

マズロー信者でもないですが、

マズローさんが残した名言を言って終わりたいと思います。

「大いなる闘いの後に、

大いなる喜びがある」

 

不妊治療に置き換えたら、

なんだかいい言葉に聞こえました!

 

 
 
 
 

不妊治療で患者に無断で自分の精子を使う医師

現在治療を頑張られている方の不安を仰ぐようなテーマタイトルにしてしまったこと申し訳ないと思っています💦

不快だなと思われる方は、すぐにこの記事を閉じてください💦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数年前に、

オランダの医師のヤン・カールバート氏が

患者に無断で自分の精子を使って体外受精した事件が話題になっていましたが、

私がこの事件を知った時

ちょうど体外受精をして、子どもを産んだばかりでした

 

 

 

ゾッとして鳥肌が立ちましたし、

嫌悪感しかないニュースだなと思いました

 

この医師はすでに他界したとのことで、

今後二度とこのようなモラルに反した人物が出てきてほしくないなと思いましたが

 

 

ネットを見ると

患者に無断で自分の精子を使って子どもを産ませた医師は他にも何人もいて

驚愕しました・・・

 

 

 

 

 カナダのオタワでも同様の事件が起き、

不妊治療医のバーナード・ノーマン・バーウィン氏が懲役処分を受け、医師免許をはく奪されました。

 

 

アメリカのアイダホ州でも、

不妊治療を行っていた医師ジュラルド・モーティマー氏が患者に無断で自分の精子を使って人工授精をし、その結果その医師の子どもが誕生しています。

 

アメリカのユタ大学関連施設では、

医師ではなく、医療技術者のトム・リパート氏が患者の精子と自分の精子をすり替えていたことがわかり、その結果トム・リパート氏の子どもが誕生しています。余罪も多数ありそうです・・・。

 

 

 

 オーストラリア人の生理学者で医師でもある、

ベルトルト・ウィスナー氏はロンドンで不妊治療クリニックを営んでおり

600人以上の患者に無断で自分の精子を使っていたとのことです。

彼が亡くなってから40年後に事件が発覚しました。

 

 

 

 

 いずれの事件も、

精子バンクからの精子提供を希望した女性が被害を受けており、

ネットには精子バンクからの提供を希望していたのなら、

誰の精子でもいいんじゃないの?

という意見も書き込まれていました。

 

 

 

私は、精子提供を受けての治療はしたことがないので、

 

 被害者の女性の気持ちや、

その結果生まれてしまった人たちの気持ちも、

はかり知ることはできませんが、、、

被害者たちは裁判などを起こしているので、

誰の精子でも良かったわけではないと思います。

 

 

 

そして、

アメリカのユタ大学関連施設で起きた事件に関しては、

夫の精子をすり替えられて医療技術者の精子が使われていたので、

とても憤りを感じました

 

 

 

 

 

日本で、このような事件は絶対に起きて欲しくない!!

(世界のどこでだって起きて欲しくないですが)

 

我が国日本では

2018年に体外受精で生まれた子どもは過去最多の5万6979人だったと日本産婦人科学会が発表しています。

厚生労働省の統計で計算すると、15~16人に1人は体外受精でうまれたことになるので、

今後不妊治療の保険適応が実施されると更に不妊治療を受ける女性は増加すると思われます。

 

なので、ますます需要が高まる生殖医療の分野で、このような事件は絶対に起きてはならないので、男性の歪んだ欲望?願望?本能?なのかわかりませんが(男性の方すいません💦)、医療提供者にそのような計画を練っている人がいないことを祈るばかりです。

 

 

 

どのように生殖医療の現場で安全対策をとっているんでしょうか・・・?

100%信頼していいのでしょうか?

日本ではこのような事件は起きていないので、ちゃんと医療現場において第三者の目が行き届いているんだろうなと信じていますが、たまに不安に思うことがあるので、今回記事にしてみました。

 

 

 

Cocaine, Drugs, Death, Chemical Dependency, Toxic

「真珠の耳飾りの少女」にはゴールドの額縁がよく似合う

タイトルテーマは特に意味はありません(笑)

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これは大塚美術館にいった時に撮影したものです(;^_^A

 

 

 

 

私がこの絵に出会ったのは、

私が通院していた不妊治療クリニックの待合室です

もちろん偽物ですが・・・(笑)

本物は150億円~200億円はするみたいですね(;'∀')

 

 

不妊治療クリニックの待合の壁に飾られていた 

フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」の絵

最初は「どっかで見たことある絵だな~」くらいにしか思っていませんでしたが、

 

不妊治療が思惑難航してしまい、、、

 

 

 

 

クリニックに2年ほど通院しているうちに、

 

いつもこの絵の少女と目が合っていたせいか、

 

いつしかこの絵の虜になっていました(*´ω`*)✨

 

 

 

 

 

 

そこで、

 

 

 

 

 

不妊治療のクリニックを無事卒業出来たあかつきには

自分へのご褒美というか戒めというか

色んな思いを込めて

この絵を自宅に飾ろう!と決めました

(もちろん偽物ですw)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして4年半の不妊治療を経て、

 

 なんとか娘を授かることができたので、

この絵を自宅に飾っております

 

 

 

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自分に自分でメダルをあげたような感じですかね(^^;;

 

 

 

 

夫は娘が生まれるその日まで、

 

ずっと不妊治療には反対の姿勢を崩さなかったので、

 

 

 

 

 4年半の治療は、本当に孤独でした

 

1人で泣いた日もあれば、お酒に逃げた日もあります

 

仕事でのキャリアも捨てて、子どもを欲しいと願いました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ですが私は4年半の治療の中で、

 

妊娠検査薬の陽性反応を1度も見たことはありません

 

 

 

 

 

 

本当に検査薬って陽性になるの?

(妊娠検査薬に2本の線が浮かび上がる現象は、

都市伝説なんじゃね?とすら思っていました)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不妊治療のゴールは無事に妊娠することですが

 

そのゴールは、

 

不妊じゃない人にとっては

 

ただのスタート地点にしかすぎません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのスタート地点にすら立つことが出来なかった4年半を思うと

 

色々な感情が溢れてきます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私にとってこの絵の少女は、勝利の女神です

 

 

 

 

 

 

 

いつかコロナが落ち着いたら

 

オランダへ本物を見に行ってみたいなぁ~・・・

 

 

っとか思った今日この頃でした★

 

 

 

 

 

 

 

この絵を描いたフェルメール

 

 

波乱万丈な人生だったと聞きますし

 

 

 

 人それぞれ、さまざまな人生の課題をクリアしながら人生を歩んでいると思うので

 

 

私も自分の人生の課題が何なのか日々模索しつつ、

 

 

壁にぶつかったらその課題をクリアできるように

 

 

2021年も無理のない範囲で頑張りたいなと思います★

 

 

ちなみに、フェルメールの絵は大塚美術館でレプリカが見れます💛

フェルメールの絵はとても色彩が美しく、他の絵もとても上品で綺麗です

 

ヒトラーやダリもフェルメールの絵を愛したと言われているだけあって、見る人を魅了します(*´ω`*)